【雪かき、してきました。】

雪、長野でも結構降りました。僕の住んでいる木曽路でも結構積もったんですが、雪かきが存外に楽しく、久しぶりに野山で遊ぶという体験ができました。

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宿場noie坂勘の住人 / 写真:たつみかずき
冬とはこうやって過ごすものだなあと改めてしみじみ、東京出の自分は思うわけです。
また雪って結構重かったりするので片付けに人工が要ったり、若くないと腰痛めるな〜(若くても痛める笑)なんて思ったりしていました。

というのも僕の住んでいる贄川という地域も、この量の雪を自分で片付けるということが酷な高齢者の世帯なんかが多かったりするので、

一方でブルドーザーのような大型雪かき機を操るスーパーマンのようなおじさんがいたりしてこういう人がいればどうにかなっているのではないかと思いつつ、

われわれのような若者の存在があるだけでなんかあったときに安心みたいなこともあるのかな〜なんて思ったり。

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贄川で雪かきをする坂勘の住人たち

正直田舎での生活の知恵みたいなのはなにもないし、いざというときに、実際どのくらい力になれるかもわかりませんが、

雪かき自体を楽しめる若者であること。またそんなふうに雪を愉しむ若者が多少地域の高齢の世帯にも新しい風を吹き込んだり、安心感につながっていたり、みたいなところは多文化共生ならぬ多世代共生のいいところだなと。

つまり、もちろん地域差もあるかと思いますが、日本には若い移住者であるというだけでこうして誰も損しない関係性が築ける場所が意外と多いのではないかという、そういう気づきですかね。

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最後は雪捨て場でそり滑りをして遊びました

最近話題になっている『山奥ニート』なんていうのもその結構いい例なんじゃないかと。

【なぜ?"ニート"山奥で暮らす】

www.youtube.com


ここで石井さんが言うように、僕のいる地域の人たちも、僕たちがなぜここにいるのかとか、そういうことを詮索してこない、また何かを押し付けてくるわけでもない「本当にすごいことで、みんな出来た人たち」だな、というのは僕の地域の方々への印象でもありますし、

東京出の自分としては、昨今「新しい資本主義」が叫ばれるなかで、コロナ禍で自分が都市の脆弱性であるなと感じた経済的なものでしか自分の生存が担保されていない感覚をおぎなえる、自然の不都合さゆえに生まれるゆるい連帯のようななにかがあるな〜というのを長野移住1年経ってから改めて感じています。

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木曽の山々を眺める
もちろん冬はとんでもなく寒く、布団の中で外行きのジャケットを着て寝て、それでも明け方に顔面が冷えて目が覚めちゃったりするくらい寒いんですが、寒ささえ自分は自然の中で生かされているんだなという感覚、

自分はより本質的には経済活動の中ではなく自然の中の存在なんだと気づかさせてくれます。なので、寒さも含め東京⇨長野の生活、僕はプラマイ現状プラスだな、と感じています。

ということで、田舎も人生の生きる場所として積極的に検討してもいい時代になっているのではないか、と。都会での生活しか現状知らんのだけど現状なーんか微妙、と思っている人には、田舎もさまざまあります、という前提を共有したうえで、田舎にもいろんな可能性があるよ〜ということを伝えたいですね。

なぜニュースを見るのか

最近、なぜニュースを見るのだろう、ということが気になっている。

知ったところで、自分にはどうにかなる問題じゃないことが多いからだ。

 

政府の土地にまつわる不正問題。

ウクライナの情勢。

トンガの火山が噴火したこと。

全国の新規コロナウイルスの陽性者数。

などなど。

 

自分に関係しているニュースなら、見る価値があるのだろうか。

そうかもしれない。

 

たとえば、コロナウイルスについて、少なくとも僕は、

昨日の新規陽性者数は知らなくても、

 

コロナウイルスが新種のウイルスで、

それが全世界的に蔓延していて、

ワクチン接種が日本ではかなり進んでいるが、

新種のオミクロン株というウイルスが蔓延していて、

あらたに陽性者数が増えている

という程度の情報が、なんとなく耳に入っていている。

 

そして、自分の住む場所でも増えていて、

それに対応するような、過ごし方をしたり、していなかったりする。

でも、確かに間違いなく、ニュースが、

自分の世界、社会に対する理解を形成しており、

それによって多少なりとも自分の行動が影響を受けている。

これが自分という個人単位で起きている。

そして自分の行動が、直接的に、新規感染者数の推移に影響を与えるかもしれない。

そういう実感がある。

 

そういうことが、ニュースというものの影響として起きている。

 

一方で、ウクライナ情勢。

これは、語弊があるかもしれないが、

どちらかというと、どうでもいい。

 

ヨーロッパの出来事であるから、日本には、自分には関係ない、

今すぐウクライナ情勢を知ったからといって、

自分の日常の行動が変わるわけではない。

 

ウクライナやヨーロッパは、

アメリカは、ロシアは、

大変だなあと思うまでである。

 

知っていても、知っていなくても、

自分はロシアやウクライナに関係のある仕事をしているわけでも、

エネルギー関係者でもなく、

外交官でもない。

だからか、どうでもいいし、知っても知らなくてもいい。

戦争になるとか、そういうことではない限り。

 

では、戦争になったらウクライナのニュースは自分ごとになるのか?

おそらく、そこまではならない。

知ったところでどうにもならないからだ。

ウイグルで今起きていること。

それを知ったところで自分の行動はそこまで大きく変わらなかった。

変えたところで、大きく影響を与えることはできないから。

でも知ったことで、自分の中国に対する見方は変わったかもしれないし、

また一部新疆の強制労働による素材を使っているかもしれない日本の企業のお店から足が遠のいたかもしれない、

という感覚はある。

小さくはあるが、少し影響を受けている。

 

個人レベルでこういうことが無数に起きているかもしれないと思うと、

確かに事実を伝えること、ジャーナリズムには、世論形成の力があるかもしれない。

事実を伝えること、それをもとに各人が判断し行動すること。

そういった助けにはなっているのかもしれない。

 

読書ログ『王様の速読術』ー斉藤英治 著

読書ログ『王様の速読術』

 

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この本では専門家であり「家来」たる本が読者であり多忙な「王様」に謁見するという「王様の速読術」なる速読の技法について紹介している。ある本を読み切る、という前提ではなく時間に限りがあることを前提に「この本に30分かける」という時間的制約をもうけて、最も大事な2割を読んでその本の8割を得る読書をする。

 

◯ 30分の間の読み方の内訳としては、

1. まず<最初の5分>で「プレビュー」を行う。プレビューとは、その本の題名、表紙、帯の説明、著者の来歴、そしてなにより、目次を見てその本がテーマとするもの、またその本の構造を把握する。

2. そして<次の5分>で「写真読み」を行う。写真読みでは見開き2ページを2秒づつかけて「視る」。このとき当然各ページに書かれている詳細はわからないが、キーワードとなりそうなもの、自分として引っかかりそうな点をチェックしていく。

3. 上記のあとに<最後の20分>で「スキミング」を行う。この時に気にするのは、読むスピードではなく、最も重要な2割の部分からこの本の8割を得るという意識である。この本の要旨がわかると思われる箇所、また自分にとってもっとも重要と思われる箇所を重点的に、普通の速度で読んで行く。

以上であるが、速読の基本的な考え方としては有益なアプローチだと思った。

 

◯ 自分がこの本を手にとった目的はなにか?という「読書の目的」明確にして読むとこの手法は有益とのことだった。

◯ ジミー・カーターのエピソードが印象的だった。大統領として就任して直後、読むべき資料が多すぎて、家に帰ってからも読んでいたそうだが、あるときこれではまずいということで速読のレッスンを受けたところ、大幅に残業が改善したとのこと。

◯ 知識を自分のなかにとどめておくための、アウトプットの大切さを説いているこの本は自分にとっても有益だった。リンクは以下に。

 

www.diamond.co.jp

諏訪五蔵の酒 ワンカップで飲み比べてみた

長野県の諏訪にはわずか200mほどの一本道に5つの酒蔵が存在する。今回そんな五つの蔵—舞姫、麗人、本金、横笛、真澄—の酒を買って比べ飲みしてみた。 

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諏訪五蔵の日本酒

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諏訪湖

どの蔵も同じ霧ヶ峰という山の水を使っているので、味は似ているもののその中でそれぞれがどういう個性を発揮しているのか、そういうところが気になりました。フェアな飲み比べにするため、そして5個も買うから安いので、普通酒(いわゆるワンカップ)*で買い揃えてみました。

 

結論:真澄が一番うまかった。

パッケージ賞:横笛

味のある蔵で賞:本金

 

舞姫

霧ヶ峰の水。なめらか。甘い。辛さひかえめ。

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舞姫

麗人

これも舞姫、本金同様、霧ヶ峰っぽく滑らか、甘め。

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麗人

本金

これが、真澄意外だと一番印象に残っています。一番甘いのに、一番辛い。しかも、この甘さがまたすごい甘くて僕の好みでした。純米酒になると、甘味と酸味が増すイメージなので、次は純米酒を買ってみたいと思います。ちなみに、店構えは、諏訪五蔵の中では一番、、、控えめでしたが店主兼杜氏のおっちゃんがきさくに対応してくれました。時代の変わるスピードが早くて大変ねえ、と。蔵も大手とそうでもないところがあって、それぞれできることそうでないことがあるねえ、と。

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本金

もううろ覚え。だけど、5蔵の中で一番甘さひかえめだったかも。印象もひかえめ。蔵のおばちゃんはめちゃ気さくにいろいろ教えてくれました。古き良きいわゆるワンカップというこのデザインはめちゃ好きです。

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横笛

真澄

最後に、最大手、真澄のワンカップ。蔵は一番立派なのにワンカップは紙製で一番手抜きやーん、と思ったのも束の間。これが、うまい。しっかり樽香があって味が多元的。さすが、大手には大手たる所以があるんですね。天下の銘酒、おそるべし。このワンカップのデザインは流通のしやすさという観点からこういう仕様なのだろうか。

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真澄

結論:真澄が一番うまかった。

パッケージ賞:横笛

味のある蔵で賞:本金

 

全体的に、いわゆる「セメ臭」の酒はなくて、水のきれいさを感じさせるなめらかな口当たりと甘さがありました。おわり。

 

*「普通酒」とはいわゆるワンカップの酒。醸造アルコールで発酵させた、いわゆる大衆向けの最廉価の日本酒とのこと。「純米酒」は醸造アルコールなしで、米のみで発酵させ作った日本酒。ちと甘くて普通酒と比べてすっぱめ。「吟醸酒」は米の精製(削り)度合いが高いもので、白米の一番いいとこを使った酒。コクがでてまろやかになるイメージ。たくさん削った米を使った場合「大吟醸」となり、さらに「純米」と「吟醸」を掛け合わせると、「純米吟醸酒」となり、これがその蔵の最高級ラインナップの日本酒になるイメージですよね。